LIBERTY
210-220 Regent Street, W1
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チューダー朝の建築様式の堂々たる雰囲気でそびえ立つリバティ。この建物は、1920年代に2隻の木造船を解体した木材を利用して作られた。中へ入ると吹き抜けの高い天井に圧倒される。1874年、アーサー・ラセンビィ・リバティが家庭用品とファッションのスタイルに改革を起こそうと設立されたこのストアは、当初雇った2名の従業員のうち、1人が日本人の少年だったこともあってか、当初は日本や東洋の装飾品や布地を販売していた。しかし、東洋の繊細な生地は丈夫ではなく調度品には向かないと、東洋風の丈夫なプリント生地を国内で編み出したのが、今のリバティ・プリントを編み出していく初期段階のきかっけとなったという。
現在のリバティは、人気プリント柄のファブリック(計り売り)・バッグ・スカーフ・テディベア・インテリア用品、ステイショナリーなどを取り扱うほか、コンテンポラリーなデザイナーズ・ファッションやコスメも取り扱う総合デパートをとなっている。特にコスメ・パフュームを扱うビューティ部門は、ロンドンでも人気が高い。
エリザベス皇太がシルクを御用達であったため、ロイヤル・ワラントを保持している