JOHN LOBB
英国の靴のビスポークといえば、あまりに名高いジョン・ロブ。イギリス王エドワード7世の時代から王室に愛され、現在では、エリザベス女王、エディンバラ公、チャールズ皇太子からロイヤル・ワラントを授かる。エルメスがジョン・ロブの技術にほれ込み資本提携も行っており、フランス支店がエルメスの一部のシューズ・ラインも手掛けている。
ビスポークにかける誇りと情熱は、一人一人の職人魂とチームワークから生まれる。採寸、足型作成、レザーのパターンと裁断、縫製と組立て、仕上げのポリッシュまで、顧客の個々の特徴に合わせて製品化する工程では、一寸の妥協も許さない。メンズ靴のビスポークは£2,000前後からで、ウェブサイトからパターン閲覧や価格参照、採寸の予約も可能。既製品はジャーミン・ストリート店などで取り扱っている。靴に関わるグッズも豊富に取り揃え、身だしなみは自分でという英国人らしい豪華な靴磨きセット£6,000も店頭に。