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ジョルジーナ・グッドマン
GERGINAGOODMAN

「Hand Made in Love」世界中の女性を魅了する愛情たっぷり詰まったシューズ



ウッド・ヒールのクールなストライプ、滑らかな線を描くステッチ。ジョルジーナ・グッドマンのクチュールの代表的なスタイルである。ロンドンの大使館が多く集まるエリアであるメイフェアに、女性靴のクチュール・サービスのショップを始めて約3年半。彼女の創り出す優美でナチュラルなシューズは、世界中のファッション・トレンドに敏感な女性達の関心を惹いている。そのシューズ・デザインの創造性は、彼女の沸き溢れる情熱の具現化であり、自由な愛情表現でもある。
 
「All is one(全てはひとつ)」は、ジョルジーナ・グッドマンの哲学。全ての背中合わせにある事柄は、同じラインの上に存在する。例えば、悲しみと楽しみ、良いことと悪いこと、女性と男性・・・全ての対照的に見える事柄は、同じエネルギーを持つ。それらの要素を包み込むようにひとつの形に表現するのがジョルジーナ・グッドマンのデザイン。一枚の皮をいくつかの片に裁断することなく、まるごと用いることで完全なる美を表現することに成功している。靴のクチュールの歴史が深いイギリスだが、ジョルジーナ・グッドマンは、今までの伝統的な靴作りとは全く異なるプロセスで、見事なシェイプとセクシーな表情を引き出している。
 
こうした斬新な着想は、次々と新しい創造の発展へと導いていく。ロンドンを拠点としていたファッション・デザイナー「カレン・ウォーカー」とコラボレーションで、ルビー・スチュアート(ロッド・スチュアートの娘)らをモデルに起用して行ったショーでは、高い評価を受け、世界的なシューズ・ブランドへと発展した。ハンド・メイド・シューズには、こう書かれている、「Hand Made in Love」。愛情を込めたシューズ・デザインが、ジョルジーナ・グッドマンというブランドに根付いているからこそ、このシューズを手に取った者への愛情が確実に伝わり、心を掴んで離さない理由なのだと思う。

注目度が増していく中、2006年の秋冬コレクションもまた大成功となった。このコレクションのインスピレーションは、ビートルズの元メンバー「スチュアート・サトクリフ」と恋に落ちた写真家「アストリット・キルヒヘル」からきている。ビートルズのジャケット写真の撮影を手掛け、ビートルズの象徴的ファッションであるマッシュルーム・カットや襟無しジャケットを彼らに助言するなど、初期のビートルズのイメージ形成に大きな役割を果たした感性豊かな女性。その彼女の先見の明を持つ感性や行動力ある人生から影響を受けている。また1920年代バウハウスのエレガントかつ装飾的なアールデコ・スタイルの機能的で美しいスタイルもデザインの要素に含まれているという。アーモンド・リップの曲線美と2色使いのダーク・オリーブのハイヒール、ダイナミックなサイドシェイプの赤いサンダル。繊細な手法と素材の使い方により、自然体でありながら、その存在感の強さと親しみを感じる作品に仕上がっている。ジョールジーナ・グッドマンを語るときには、「Love」という言葉を使わずにはいられない。世界中の女性を魅了する愛情のたっぷり詰まったシューズ。その靴に、シンデレラ気分で足をそっと忍び込ませる時、きっと極上の幸福感で包まれるはず。

ジョルジーナ・グッドマン

大学を主席で卒業後、王立美術院の所属クラスでもトップで卒業し、間もなくシューズ・クチュールのジョルジーナ・グッドマンを間もなく設立。マーケティングを専門とする夫と共にロンドンにショップを構え、3年半で世界的なブランドへ発展させた。最近では注目度もさらに増し、VOGUEやSURFACE、ESQUIREなどの大手ファッション雑誌にも紹介されている。顧客リストに名を連ねるセレブも多く、グヴィネス・パルトロゥやクラウディア・シファー、リンジー・ローハンなど。現在は、女性用靴のクチュール(£800〜)、ハンド・メイド靴、既製靴及び、アクセサリーやバッグ、メンズ・ビスポーク(£1600)を展開。

GERGINAGOODMAN
add: 12-14 Shepherd Street, W1
tel: 020-7499-8599
station: Green Park
open: Mon-Sat 10am-6pm
PCHP: http://www.georginagoodman.com




店内を装飾するポップなオブジェ達に囲まれて、ハッピーな気分に。
店内は、とてもリラックスできる雰囲気。スタッフもフレンドリーで、気負いしないでショッピングを楽しめる。


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