Camden Market
カムデン・マーケット
新鋭デザイナーが潜むマーケット
ファッションや雑貨が充実。
カムデン・マーケットは、地下鉄カムデン・タウン(Camden Town)駅とチョークファーム(Chalk Farm)駅の間のカムデン・ハイストリート(Camden
High Street)/チョークファーム・ロード(Chalk Farm Road)に沿ったエリアに位置するマーケットの総称。具体的にはカムデン・ロック・マーケット(Camden
Lock Market)、カムデン・ステイブルズ・マーケット(Camden Stables Market)、カムデン・ロック・ビレッジ(Camden
Lock Village)、インバネス・ストリート・マーケット(Inverness Street Market)、バック・ストリート・マーケット(Buck
Street Market)などから構成され、イギリス国内最大のストリート・マーケットと言われている。伝統的にジュエリーやアクセサリー、ビンテージの洋服や家具などを売るストールが多い。
カムデン・ロック・マーケット
Camden Lock Market
カムデン・ロック・マーケットは、リージェント運河(Regent Canal)のほとりに建てられた3階建てのマーケット・ホールと中庭の屋外マーケットからなり、世界各国の食べ物からジュエリーや洋服まで様々なものを売っている。屋外にはストールが立ち並び、屋内は常設のショップやカフェ。
カムデン・ロックとは19世紀にリージェント運河に設置された水量調節の堰(ロック)の名前で現在でも使用されている。
カムデン・ステイブルズ・マーケット
Camden Stables Market
カムデン・ロック・マーケットに隣接する広大なマーケット。名前の由来は、この場所がその昔荷船を引くための馬の厩舎(stables)/病院として使用されていたことから。多くのストールやショップは鉄道の高架下にあり、中は迷路のように入り組んでいる。いたるところに馬の頭部を形どった巨大な鉄の彫刻があり、独特の雰囲気。ストールは、世界各国の食べ物からデザイナー・ジュエリー、アクセサリー、衣類、家具、レコード、骨董品、ビンテージの洋服など各種多様。また、チョークファーム・ロードに面する門から入った目の前にあるCyberdogをはじめとして、ゴスやサイバー・ファッションなどサブカルチャーのショップでも有名で、やや奇抜なファッションの若者達を見かけることもしばしば。
リージェント運河
Regent's Canal
リージェント運河では水上バスが運行されており、パディントン(Paddington)近くのLittle Venice(リトル・ベニス)、あるいはロンドン動物園(London Zoo)からカムデン・ロックまで来ることができる。ただ、水上バスは、夏期(4月〜9月)は毎日運行しているが、それ以外は週末のみの運行なので注意。あるいは、天気の良い日に運河沿いをリージェント・パークまで散歩するのもおすすめ。
Written by Mikio Oba