『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
ロンドン公演 ご予約方法、あらすじ、劇場、座席表
俳優たちが楽器を奏で歌い上げ、活気で満たされた舞台
観客の想像力を無限に引き出す手法を備えた壮大なドラマ
スコット・フィッツジェラルドの小説『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』をもとした当作品は、その舞台を20世紀初頭アメリカ、ボルティモアから、1980年代後半イギリス、コーンウォールに移し、俳優たちに弦楽器を持たせ、美しいファンタジーの世界を繰り広げます。映画とは全く異なった物語の流れは、見る人の解釈と想像力を必要とし、また見るたびに違った感想を私たちにもたらせてくれるでしょう。2025年のベスト・ニュー・ミュージカル賞、ミュージカル・コントリビューション賞にも選ばれた作品として注目を集めています。
ベンジャミン・バトンのあらすじ
舞台は1980年代後半のイギリス、コーンウォールの漁師町。バトン氏は、子を生んだ妻のもとへ期待を胸に走っている。町中では、音楽が溢れ、人々がバトン氏を祝福する。そして、家にたどり着くと、そこには山高帽をかぶった老人が佇み、「私は、ベンジャミン・バトン。タバコを吸っても?」とバトン氏に話しかける。絶望するバトン氏とその妻は、ベンジャミンを家から一歩も出そうとはしなかった。心は子供のベンジャミンは、悲しみを胸に生きていく。外の世界に興味津々のベンジャミンは、ある日こっそりパブへ出かけ、魅力的な若い女性エロウィーンに出会う。彼女に会ってから、少しずつ自分の意見を言えるようになったベンジャミン。そして、自分が次第に若くなっていることに気づく。二人は結婚を誓うが、バトン氏はベンジャミンに決して幸せになれないと言い、エロウィーンの母親でベンジャミンを取り上げた助産師はもちろん結婚を許さない。絶望したベンジャミンは、船乗りになり、エロウィーンのもとを去っていく。年齢が若返るベンジャミンと老いていくエロウィーン、二人の人生は幾度も交差しながら、幸せを模索していくが、果たして二人の運命は・・・。
(公演時間 2時間30分)
【見どころレポート】
ヴィヴィアン・リーがウェストエンドデビューを飾ったことでも知られる、アンバサダーズ劇場。劇場内へ入ると、古びた船が波に揺れてキィキィと音を立て、1980年代のコンウォール漁師町の雰囲気たっぷりだ。
本作品の見どころは、13人の役者たちがそれぞれ楽器を手にし、踊りながら演じて歌うという珍しい演出。その旋律は、ケルト的な懐かしさで、2人の物語を時に激しく、時に悲しげに綴っていく。映画では、ベンジャミンの身体的変化を特殊メイクや映像で表現されたが、舞台の性質上、どのようにその変化を表現するのかが興味があった。これは見てのお楽しみで、役者の演技と監督の演出の見せどころと言える。特にベンジャミンが生まれたての赤ん坊になるあたりになると、想像力とそれぞれの解釈が必要とされる。クラッシックな弦楽器のアンサンブルで物語の切なさを織りなす手法、テクノロジーに頼らない演出は、イギリスらしい演劇的なミュージカルと言え、『戦火の馬』や『Onceダブリンの街角』などが好きな人には、じわじわと感動を与えてくれる作品といえるだろう。
2025年オリヴィエ賞最優秀主演女優賞(ミュージカル部門)にノミネートのクレア・フォスター
キャスト
ベンジャミン・バトン役には、John Dagleish。テレビや映画などに主に出演していますが、今回の役では、子供らしさと悲壮感をさりげなく表現し、愉快さで観客に希望を与えてくれます。同じく新人のClare
Fosterは、エロウィーンを小生意気で情熱的な女性として、舞台を圧倒させるような存在感で演じています。John DagleishもClare
Fosterも、ともに2025年オリヴィエ賞ミュージカル部門の主演男優賞、女優賞にノミネートしており、John Dagleishはなんと今年の受賞者として選ばれました。主演女優賞では、今年『ハロー!ドリー!』のイメルダ・スタウントンが選ばれ、Clare
Fosterは、残念ながら受賞とはなりませんでしたが、その素晴らしい演技に多くの注目が集まっています。
2025年オリヴィエ賞最優秀主演男優賞を受賞したジョン・ダグリーシュ
クリエイテイブス
脚本・作詞・監督・舞台デザイン: Jethro Compton
音楽・作詞: Darren Clark
音楽監督: Mark Aspinall
振付: Chi-San Howard
衣装デザイン: Anna Kelsey
照明デザイン: Zoe Spurr
音響デザイン: Luke Swaffield for Autograph Sound
座席について
アンバサダーズ劇場は、規模の小さな劇場で、横幅が広くないため、壁際の通路席からでも比較的快適にご鑑賞頂けます。ストールズC-F列とG列中央、サークルA-C列はグレードの高いお席ですが、ストールズK列くらいまででしたら、十分俳優さんの表情まで読み取れます。雰囲気を楽しみたいお客様には、一番リーズナブルなお席をお選び頂けば、意外に舞台を近く感じることができるのではないでしょうか。
カーテンコールの場面。ストールズH列壁際席から表情は十分楽しめる距離。
上演日と上演時間
<上演日>
マチネ
-火 13:30-
-土 14:30-
ソワレ
月・火・水 19:00-
木・金・土 19:30-
<上演時間>
2時間30分(途中休憩を含む)
<備考>
12歳以上推奨。
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アンバサダーズ劇場へのアクセス
<ベンジャミン・バトン 劇場の住所および場所>
Anbassadors Theatre
West Street, London WC2H 9ND
<劇場までのアクセス>
Leicester Square地下鉄駅から徒歩6分
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チケット受け取り方法
オンライン予約で、ご予約後に届くメール(Order Confirmation)に添付のEチケット(QRコード付き)をご印刷またはスマートフォンなどへ画面保存の上、劇場ご入場時にご提示ください。
セキュリティチェックなどもありますので、お早目のご入場をお勧めいたします。公演開始後は、途中休憩までご入場できなくなる場合がございますので、ご注意ください。
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