Buckingham Arms

バッキンガム宮殿から国会議事堂の間をはさむ古くからの官庁街のこのエリアには、いくつかの古き良きパブを見つけることができる。このヴィクトリア朝の建物に入るこのパブも1840年代よりパブとして使われてきた歴史ある空間（現在、店内はモダンに改装）。斬新さやクールさが店の集客ポイントである今日のロンドンにあって、この店では個々のお客への気配りや挨拶も行き渡り、「これこそパブリック･ハウス」のサービス精神が大切にされていて嬉しくなる。
この店の、特徴は「チープで美味しい」パブ・メニュー。「ホームメイド・ハンバーガー」のようなカジュアルでボリュームたっぷりのファースト・フードから、「牛リブアイステーキ」のように「しっかり昼食派」の年配英国紳士が好むメニューまで幅広い。一日中いつ訪れても食事が取れる。また、客層は、周辺で働く常連客が多いので、英国パブの雰囲気は十分。