Barrafina　シーフード・タパス/スペイン料理/スパニッシュロンドン・レストラン・ガイド

Barrafina

珍しい新鮮な魚介を選ぶのも楽しみ！
価格と質のバランスに納得のタパス

19時半以降になると、席が空くのを待つ人で溢れるタパス・バー。スタッフが忙しく調理し、ガーリックの食欲を掻き立てる薫り漂うキッチンを囲むカウンター席は、肩が触れそうな狭く、少し騒がしいムード。カウンター越しのキッチンに見えるのは、クラッシュアイスの上に並べられた新鮮な「本日の魚」達。手長海老や日本ではなかなかみられることのない珍しい種類の貝類、海峡で獲れるドーバー・ソールなど、新鮮な素材が８種ほど並べられ、メニューと鮮魚を見比べては頭を悩ませられてしまうほどです。

料理は魚介を中心としたタパスで、非常にリーズナブルなのが特徴。醤油や胡麻油を使用した和風ソースのマグロをアボガドのクリームチーズと一緒に食す「ツナのタルタル（￡7.50）」や、イギリスで獲れた日替わりの貝をビアンコ風にワインとオリーブオイルで仕立てた「貝のプランチャ（￡5.80）」、など、どれもシンプルで素材の良さを味わえるものばかり。魚介の料理3～4品に、ブリュスケッタ風の「パン・コン・トマト（￡2.80）」やガーリッククリームが添えられた「トーストブレッドとアリオリ（￡2.00）」をオーダーすれば、大体一人￡14程度とリーズナブル。物価の高いロンドンにあって、価格と質のバランスがとれた満足度の高いレストラン。予約は受け付けておらず、昼は12時半頃から、夜は19時頃から空席待ちの列ができるので早めの入店がおすすめ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　May 2008

予約：不可
備考：狭いカウンター席（背もたれのないスツール）なので荷物の置き場に困る。大きい荷物の場合は、床に置く必要も。