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リッチモンド・パーク
Richmond Park



add: Richmond Park Office, Holly Lodge, Richmond , TW10 5HS

hpリッチモンド・パークHP


category: 公園
station:  Richmond Station - British RailまたはDistrict LineでRichmondまで。さらに371または65のバスでPetershamの歩行者ゲートまで。
ticket:
なし

open:
公式サイトの「Visiting」のClosing Timeにて毎年のクローズ時間が公開されています。

備考


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リッチモンド・パーク

13世紀からの狩猟地であった王立公園
ターナーの描いた自然美が広がる世界


リッチモンド・パークは、2500エーカーもの広大な王立公園。この公園と王室の関係は、13世紀のエドワード王の時代までさかのぼります。リッチモンドの名前が付けられたのは、ヘンリー7世の頃。1625年には、チャールズ1世がロンドンの疫病から逃れるため、リッチモンド宮殿に移り住みましたが、王はリッチモンド・パークを石壁で囲んだため、もともとこ地で放牧や薪拾いをしていた住人達の反対にあい、彼らの権利を認めて壁を超える為の梯子を設置した経緯があります。その頃の城壁の一部は、再建または補強されて今日にも残っています。チャールズ2世の時代になると、王は3000ポンドをかけていくつかの修復を試み、鹿の水飲み場として新しい池も作られました。18世紀に入ると、ジョージ1世のためのハンティング・ロッジやペン池が作られ、現在の水鳥たちの憩いの場となっています。

リッチモンド・パークは自然公園ですが、園内にはいくつかの見所もあります。例えば、イザベラ・プランテーションと名付けられたガーデンは、第二次世界大戦の後、人手を加えて広がった自然の世界で、豊かな森林と多様な花や植物が静かに佇んでいます。また、1847年に建てられたペンブロークロッジは、ジョージアン調の美しい建物。時の首相ジョン・ラッセル卿の自宅として使われ、現在は、テムズ渓谷の絶景を臨める人気のレストランになっています。また、18世紀には「ヘンリーの円丘」が作られ、ヘンリー8世がその丘を狩猟ウォッチングに利用したといわれています。その丘からは20キロも離れたシティのセント・ポール大聖堂が望めるほど。

リッチモンド・パークは、ロンドンにあるその他の王立公園とは異なり、自然公園であるため、森林が手を加えられながら維持されています。森林には、オークを中心に年輪を重ねた木々が豊かに生い茂り、珍しい植物や1000種類以上のクワガタムシなどの甲虫が生息。何世紀にも渡って存続し続ける約650頭の赤鹿とダマ鹿の群れも公園内でみることができ、春夏だけではなく、秋や冬にもそれぞれ季節の美しさがあります。まさにそれは、18世紀イギリス人画家ウィリアム・ターナーが描いた世界が広がっているといえます。

(衛生面から、公園内の鹿などの動物からは距離を取り、絶対にお手を触れないようにご注意ください)





  


 
 
 
 


 


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