ウェストミンスターエリア Westminster
ロンドンの人気観光スポットガイド。スマホがあれば、ガイドさんがいなくても、詳しい説明がお手元に!Googleマップリンクから行きたい場所まで簡単にナビしてくれます。
ウェストミンスターエリアは、政治エリアとして厳かな雰囲気を保っています。まず、ウェストミンスターに入場し(約40分)、その後ジュエルタワーに立ち寄り(約20分)、ビッグベンを見上げながらテムズ川を渡り、反対岸でビッグベンを背景に写真撮影(約20分)。その後は、ロンドンアイ(要予約)に乗るまたは、バンケティングハウス(約30分)を訪れるコースがおすすめ。国会議事堂内には、テムズを眺めながらアフタヌーンティーを楽しむこともできる(要予約)。
10世紀に基礎が築かれた歴代の王の居城。世界初の議会政治の始まりとなった場所である。アフタヌーンティーもできる。
11世紀ウィリアム征服王より原型が作られ、歴代の国王の戴冠式が行われてきた寺院。王族や歴史的著名人の墓としても有名。2011年ウィリアム王子とキャサリン妃のウェディングも行われている。
ルーベンスの壮大な天井画で飾られた豪華な館。スチュアート朝では、仮面舞踏会も開催されたという。現在も王室の迎賓館として使われている。清教徒革命の結果、1649年にチャールズ1世が処刑された場所でもある。
ウェストミンスター宮殿で最も古い建物。かつて王の財宝や高価な品が保管されていた場所。残存する建物は、とても小さく、間口も通路も狭く、ごつごつとした石造りは中世中期の粗野な雰囲気を漂わせる。
バッキンガムエリア Buckingham
朝はホース・ガーズを通り抜け、セントジェームズ・パークを散歩し、自然に触れ、バッキンガム宮殿へ向かう。バッキンガム宮殿前では、(日によっては)衛兵交代が11時半から12時頃開催。その後、夏季であればバッキンガム宮殿の内覧(事前にチケット必要。日時予約)、その後、王立厩舎とクイーンズ・ギャラリーを巡りのが効率が良い。時間がない場合は、ホース・ガーズを通り抜け、セントジェームズパーク散策、バッキンガム宮殿の正面を巡るだけでも十分楽しい。
エリザベス女王2世の居城。19世紀初頭ジョージアンの最高傑作の建造物と評価されている。夏季のみ一般公開。
日々儀式としても行われる衛兵交代式(セキュリティの観点から、開催されない場合も)。開催日や見やすい場所も紹介。
ダイヤモンド・ジュビリーやご成婚パレードに使われた馬車も見学できる。夢見心地なプリンセス気分を楽しめる場所。
500年以上に渡る王室のコレクションを展示。毎年テーマに合わせた作品、宝石、家具などが展示される。
ホース・ガーズ
王室騎兵乗馬連隊など司令本部。騎兵の交代式を見ることができ、騎兵との撮影もできるため、観光名所のひとつとなっている。ホース・ガーズのパレードも華やかで人気。
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ミレニアムを記念して建てられた直径135mの大観覧車。要予約(日時指定)で、シャンパンなども楽しめる。予約サイト
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シティエリア City
世界金融の中心地でもあるシティ。多くのバンカーたちが行き交う姿を見ることができる。セントポール大聖堂を訪れ(約45分)、その後ロンドン塔(約90分)をゆっくり見て回る。ロンドン塔をテムズ川の方に抜けると目の前には壮大なタワー・ブリッジ。橋を渡り反対岸バトラーズ・ワーフで食事というのがスムーズで感動的な流れ。天気の良い日には、テムズ川クルーズもおすすめ。
ウィリアム征服王以来、千年の英国王室の歴史を刻む城。王家の財宝を閲覧できるジュエルハウスは見どころ。ロンドンの中でも最もお勧めの観光名所です。
サクソン人が7世紀前半に教会を建てたのが始まりで、ロンドン市民の生活に密着してきた教会。ダイアナ元妃のウェディングも行われた。
ロンドンの象徴的存在の跳ね橋。歩いて渡れ、展望台に上ることもできる。ライトアップされる頃、袂のバトラーズ・ワーフから眺めるのがお勧め。
ロンドン橋やタワー・ブリッジ、ビッグベン、ミレニアムブリッジ、セントポール大聖堂、ロンドンアイなど見渡せる。ウェストミンスターからグリニッジまで運行。
ローマ人が各主要都市と結ぶ拠点を築いたのが始まりで、この地には防壁が築かれた。現存する壁は、それを基礎に建てられた壁で、シティの所々で見ることができる。
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45万年前のロンドンの姿から、ローマ時代、中世、近代、現代までロンドンの変わり行く姿をパネルや史料で紹介。大事件や人々の生活文化など興味深い展示。
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1666年9月2日に3日間に渡って燃え続けた大規模火災の記念碑。311段の階段を上がると展望台に。高さ61メートルはここから火元のベーカリーまでの距離と同じという。
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ロンドンで最も古いマーケットのひとつで、現在のアーケードは1881年に建てられた。ロンドンオリンピックのマラソンコースにもなった食文化が栄える商店街。
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ピカデリー・サーカス・ソーホーエリア Piccadilly Circus & SOHO
王道のショッピングを楽しむなら、まずピカデリー・サーカスからリージェント・ストリートをオックスフォード・サーカスまで歩き、そこからカジュアル派は右手のトテナムコートロード方面へ、高級またはハイストリート系は左手のボンド・ストリート方面へ。SOHOの夜は、食事にエンターテイメントが凝縮されていて、酔っ払いやスリなどに気を付ければ比較的治安もそれほど悪くない。
西洋絵画2300点以上の所蔵を誇る世界最大級の美術館。13-19世紀までの作品を展示。レストランやアフタヌーンティー、ショップも充実。入場無料。
1805年のトラファルガの海戦の記念広場で、カウントダウンが行われる広場としても有名。冬はクリスマス・イルミネーションで装飾される。ナイトバスの始発地。
ロンドンの中心にあるエロスの像がシンボルのジャンクション。周辺には、ショッピング街と劇場街が連なる。
建築家ジョン・ナッシュによって、19世紀に完成された通り。道を囲む建物が壮大で美しいショッピング・ストリート。
マイフェア・レディの舞台。周辺には人気のショッピング街ニール・ストリートなど、個性的なショップが多い。
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SOHOの中心にある広場。ロンドン・プレミアム試写会が頻繁に行われる映画館ODEONがある。バーやクラブが立ち並ぶ眠らないエリア。
起源は17世紀チャールズ2世の治世から。1856年に建てられ、大改築されて、2000年には現在の華やかなファサードに。
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明け方まで食事ができる店も多い。味はまずまず、サービスに期待はでいないが、リーズナブルなのが特徴。
ブルームズベリー Bloomsbury
大英博物館はもちろんのこと、時間があれば、ハリーポッターのキングス・クロス駅として登場したセント・パンクラス駅の壮大な建造物も一見の価値がある。駅の建物内には、クラッシックなイギリス的インテリアの中で楽しめるブリティッシュレストランも。最近話題のイギリス産のスパークリングワインも取り扱っている。
180万年前から現代までの世界文化を網羅する世界最大規模のコレクションを所蔵する博物館。ロゼッタ・ストーン、ラムセム2世像をはじめとしたエジプト・コレクションが豊富。
セント・パンクラス駅
映画『ハリー・ポッター』では、キングス・クロス駅として登場するすぐ隣の駅は、ヴィクトリア調ネオ・ゴシック建築の豪華さと210mの広さの壮大さが特徴。
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映画の舞台を巡る一日
ケンジントンエリア Kensington
ダイアナ元妃がかつて暮らし、ウィリアム王子とキャサリン妃も暮らすケンジントン宮殿は、美しいケンジントン・ガーデン内にある。ケンジントン・ストリートでは、ショッピングを楽しめ、映画で有名なノッティング・ヒルも近いため、アンティークショップやマーケットを見物することもできる。
ケンブリッジ侯爵ウイリアム王子とキャサリン妃の居城。ヴィクトリア女王の生家であり、ダイアナ元妃が最後に暮らした場所。アフタヌーンティーも楽しめる。
ケンジントン・ガーデンズ
ハイド・パークから広がるガーデン。ブリジット・ジョーンズの格闘シーンで登場する噴水「イタリアン・ガーデンズ」やサーペンタイン・ギャラリーもガーデン内に。
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王室所縁の場所を歩く一日
映画『ノッティング・ヒルの恋人』の舞台にもなったポートベロー・マーケットが開かれるにぎやかでお洒落な街。アンティークや雑貨などの可愛いお店も。ポートベロー・ロードとウェストボーン・グローヴ沿いにお洒落なお店が多く立ち並ぶ。
ブルードア
映画『ノッティング・ヒルの恋人』で主人公ウィリアムのフラットとして登場したのがこのブルードア。映画の脚本家リチャード・カーティス本人の家だったが、観光客が増え過ぎたため売却し、現在は塗り替えられた。
旅行書専門店もすぐそばに。
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リッチモンド Richmond
ロンドンにいながらにして、イギリスらしい自然美に出会えるのがリッチモンド。リッチモンドパークは王家の狩猟地であった自然公園で、今でも動物が佇む自然な風景を見ることができる。また、王立植物園キューガーデンもあまりに有名。また、リッチモンドの町には、イギリスらしい小さなショップもいくつかあるため、のんびり散策する時間を作っておくのがおすすめ。
麗しき宮殿が佇む王立植物園。温室展示室では、珍しい植物がみられる。ガーデンが完成された形で楽しめる最適な5-9月が特におすすめ。日本庭園や中国庭園も。
もともと王室の狩猟地であった自然公園で、鹿が悠々と過ごす美しい風景を見ることができる。四季折々の自然の風景は、まさにターナーの描いた絵画そのもの。
サザーク Southwark
ホラーの館。時代をさかのぼり、魔女狩りや切り裂きジャック、ロンドンの大火などを目撃し、体感するエンターテイメント。生々しいリアルな演出である一方、人間が演じているため、お茶目さも。
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによって、シェイクスピア劇が上演される野外劇場。劇場ツアーも楽しめる。チケットは
公式サイトで予約できる。1599年にシェイクスピアの演劇団として開業。1997年には、現在の場所へ復元。
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リージェンツ・パーク Regent's Park
ロイヤル・パークのひとつで、クイーン・メアリーズ・ローズ・ガーデンの美しい庭園が有名。ジョン・ナッシュによる洗練されたガーデン・デザインは、ロイヤル・パークの中でも最も見ごたえがある。夏の野外劇場でのオペラやミュージカルも人気で、
公式サイトから予約できる。
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ロンドン動物園経由、リトル・ヴェニスとカムデン・ロックを結ぶリージェンツ運河の水上の旅。水辺に沿ったロンドンの美しい街並みを楽しめる。春から秋までのシーズンがお勧め。
ウィンザー Windsor
ノルマン征服王の時代からの歴史が続く王家の居城。威厳のあるゴシックの外観とバロックの華やかな内装が特徴。ロンドンから列車で30分程度の郊外の観光名所。豪華なステート・アパートメントやミニチュアのクイーン・メアリー人形館が見どころ。
1440年にヘンリー6世によって、貧しい70人の男子を、ケンブリッジ キングス・カレッジに進ませるために教育する施設として創設された学校。現在は、王家や名士の男子のみが入学を許される寄宿生パブリック・スクールとして世界的に有名。
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テーマ別観光コース
ロンドンといえばマーケット巡りは外せない。アンティーク雑貨や陶磁器、ヴィンテージの洋服やアクセサリーなど、掘り出し物が見つかりそうな個性派マーケットを紹介。
ビールの美味しい本場のパブ、フットボール、音楽など、リーズナブルに遊べて、ロンドンっぽさを体感できる観光スポットを紹介。
ハリー・ポッター、ブリジット・ジョーンズの日記、ラブアクチュアリー、007などロンドンを舞台にした映画のロケ地を紹介。地図をみながら、自分で回れるコース。
王室に関係の深い観光名所や歴史を学べる場所を紹介。衛兵交代を中心として、効率的に巡る観光コースを紹介。
その他